頚痛
現代病となりつつある疾患です。
頭(5㎏ぐらい)を支えている頚には常に大きな負荷がかかっています。
また、頚部の筋肉は肩甲骨や鎖骨にも付着しているので腕を使う時にも負荷がかかっています。人が生きているうえで頚の筋肉や頚椎にはずっと負荷がかかっています。なので凝ってくるのは自然な事なのです。
さらに頚部には重要な神経や血管が通っています。頚部の筋肉の凝りというのは脳と体を結ぶ神経や血管に悪影響を及ぼします。頭痛やめまいにも影響していきます。
近年では、スマートフォンやパソコンにより頚の凝りを訴える方が非常に増えております。頭部を前方に曲げる姿勢が1番の原因となりますので顔を上に向けるなど頚部の筋肉のストレッチも大事となります。
原因
- スマートフォンやパソコン
- 日頃の悪姿勢
- ストレートネック
- 変形性頚椎症
- 頚椎ヘルニア
- むち打ち症
- 肩こり
- 猫背
- 頚肩腕症候群
当院の治療
頚椎の痛みの多くは筋肉によるものが多く鍼治療やマッサージは非常に有効です。腕や手にビリビリ・ピリピリなどの痛みや痺れがある場合も有効であります。
ただし、ストレートネックの矯正には適しておりません。むやみに頚椎の矯正をすることは神経・血管に悪影響を及ぼしますので当院では頚椎矯正は行っておりません。その代わりに頚椎の自然なカーブを作れるような指導はさせて頂いております。
また、交通事故後の『むち打ち症』などにも有効であります。中には症状は出ていないが後々に症状が出るかもしれないのでご来院される方もみえます。
頚部の筋肉は頭部、鎖骨や胸骨、肩甲骨や骨盤にも付着しているので頚部から始まり治療範囲はといて広くなります。筋肉がほぐれれば神経や血管の圧迫を無くすことができ痺れや痛みなどの症状が良くなります。
治療の流れ
※必ず頚部や肩部が出るような服装でご来院ください。
よろしくお願いいたします。
頭痛
一般的に頭痛は『片頭痛』と『緊張型頭痛』の2種類がほとんどです。中には生命に関わる頭痛(くも膜下出血など)もあります。
片頭痛
片頭痛は、何らかの原因で脳の血管が拡張して周りの三叉神経を刺激してさらに血管を拡張させて起こります。
起こる直前には肩こりが出ることもあり、こめかみから目のあたりがズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように痛みます。頭の片側だけが痛いとは限らず両側が痛むこともあり、日常生活に支障が出ることもある発作性の頭痛です。
体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。また吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があります。いったん痛み出すと2~3日間は続き、1ヶ月に1、2度、多い人では1週間に1回と周期的に頭痛を繰り返します。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は、頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。
筋肉の緊張で血流が悪くなり筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きます。午後から夕方にかけて、目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいです。後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。
数時間で治まる場合や、数ヶ月以上も続くなど、慢性化するケースもあります。
原因
片頭痛
- 心身のストレスから解放された時
- 寝過ぎ
- 寝不足
- 女性ホルモンの変動
- 空腹
- 日頃の疲労
- 光や音の強い刺激
緊張型頭痛
- 精神的・身体的ストレス
- パソコン・スマホなどで長時間同じ姿勢をとり続けている
- うつ病など心の病気
- 頚椎症
- ストレートネック
- 首・肩の筋肉の凝り
両頭痛ともに、一定のストレスを超えると自律神経の機能が乱れ自律神経失調症になります。
短期間の自律神経の乱れ、長期間自律神経失調症は共に頭痛の原因になります。
当院の治療
痛みがひどく吐き気・嘔吐などがあり来院できない場合は、『片頭痛は冷やしてください』、『緊張型頭痛は温めてください』。※逆をすると悪化します。あくまで応急処置です。
両方ともに頭痛の原因が血流の悪さでありますので頭部・頚部・肩部の筋肉をほぐしていきます。なので鍼・マッサージ治療共に非常に効果があります。多くの方が施術後は頭痛が消えてます。
治療の流れ
※頭痛の治療の場合は肩口が大きく開く服装でお願いいたします。
国際健康治療院
〒483-8061
愛知県江南市高屋町清水112
江南市民体育館・江南市民グランド西側
【平日】
午前9:00~12:00/午後15:00~19:00
【土日祝】
午前9:00~12:00/午後15:00~18:00
第1・3・5 日曜日/第2・4 土曜日