肩こり・四十肩五十肩

肩こり

肩こりとは、肩部から肩甲骨あたりの筋肉が固くなって、肩が重たい・肩が痛い・頭痛・めまい・吐き気・不眠等の症状が出てきます。

また、肩こり解消というのはありません。医学界でも肩こりという病名はありません。ただ自覚症状がない場合もありますし、凝った場所などは人それぞれでありますので、定期的な揉み解しや鍼治療をお勧めいたします。

原因

  • 疲労の蓄積
  • パソコンやスマホなどの使い過ぎ
  • ストレートネック
  • 肩甲間部の筋肉の衰え

日常生活において両腕を前にする動作というのが非常に多いのが1番の原因と思われます。
パソコン・スマホ・食事など。両腕を前にすると肩関節が正常な位置よりも前方に出ます。

それにより肩甲骨がそれぞれ外側に引っ張られ肩甲間部が広がり筋肉が張ってきます。
また、女性はバストのせいでよけいに肩関節が前方引っ張られて肩甲間部が張ってきます。
また、肩部の筋肉は頭蓋骨や頚椎からも付くので頭痛や頚部痛なども出てきます。

当院の治療

治療範囲は頚部、肩部、背部が主であります。筋肉全体が凝っているのではなく1部分が凝っているのでそこを集中的に治療いたします。

また、刺激の強さですが当院ではわりと強めに押しています。(※痛いのが苦手な方には力を緩めます)『痛い+気持ち良い』の感覚がベストな強さだと考えております。

なぜなら気持ちが良いだけでは治療後数分で元に戻ってしまうからです。『痛い+気持ち良い』だと翌日もしくは2日後にぐらいに効果を実感していただけると同時に治療効果が長続きいたします。

また、当院では同じ個所を時間をおいて再度施術いたします。

1回目に施術したところは時間をおくとその間に血流が良くなり凝りがどんどん柔らかくなっていきます。そこで2回目に指圧をすると最初の感覚と変わっていることが実感していただけると思います。

2回施術する理由は揉み返しを防ぐ効果もありますのでなるべく2回施術をさせて頂いております。

施術の流れ

ベッドにうつ伏せ(無理であれば横向き)になり指圧・マッサージを施しながら筋肉の表層の張りを取り除きます。

指圧・マッサージをしながら同時に触診も行い原因となっている筋肉の中でも凝っている場所をピンポイントで探します。

ポイントに対して指圧ないし鍼治療を行います。
仰向けになり頚部の指圧を行います。
治療計画やアドバイス等をさせていただきます。
お会計となります。

肩こりは定期的に施術をして凝りがひどくならないようにメンテナンスをしていくことが大事です。当院の多くの方が1カ月に1回ないし2回来院していただいております。

また、多くの方が肩こりが辛いと冷湿布を張ったりされていますが全くの逆効果となります。凝った筋肉は必ず温めて血流を良くしてほぐしてあげてください。

※鍼治療で来院される場合は頚元や肩部が出るような頚元が広く開く服(Tシャツ等)だと治療がしやすいのでよろしくお願いいたします。

四十肩・五十肩

正式名称は『肩関節周囲炎』といいます。つまり肩関節の周囲の炎症により痛みが出て肩を動かす時に痛いというのと夜間に痛くなるというのが主な症状です。病期は症状の推移から三期に分けられます。

急性期には運動制限を引き起こす運動時痛に加えて安静時痛や夜間痛が出現し、徐々に関節拘縮が現れて肩の可動域が制限されます。慢性期には徐々に痛みが軽減し日常生活でも肩をかばう必要がなくなるが、可動域制限はのこります。

回復期には可動域制限がまだ残るものの、痛みが少ないために大きな機能障害の自覚はなくなり徐々に可動域が自然回復します。何も治療をしなくてもだいたい1年前後で治癒します。なるべく早くに治すには安静と自然治癒力に任せるだけでなく、積極的に痛みと可動域制限を改善する治療が必要であります。

だいたい当院にみえる方は急性期の痛みに我慢ができずに来院されます。

原因

  • 肩こり
  • 肩関節の疲労
  • 腱板損傷
  • 肩に急激な負荷がかかる
  • 腕を挙げた状態で長時間いる

当院の治療

まず痛みが長引くときは腱板断裂を疑います。四十肩・五十肩と腱板断裂では痛みの現れ方が違います。四十肩・五十肩では腕を上げる途中に痛みがなく『これ以上は挙がらない』という動きの最後の時点で痛みが起こることが多いです。

腱板断裂では腕を挙げる途中に痛みが起こることが多いです。もし、わからなければ整形外科にて診断をしていただくとありがたいです。とにかく早めに治療にかかるのが早期治癒への近道です。

つまり急性期に治療するのが1番です。他の炎症性疾患とは違い、四十肩・五十肩の炎症による痛み(夜間痛)には鍼治療は有効であります。
普通なら炎症による痛みは冷やして落ち着いてから治療を開始するのですが、そこまで待っていてはどんどん腕が挙がらなくなり、肩関節に石灰が沈着してしまうと鍼灸では難しくなってしまうからです。

肩関節や肩甲骨・上腕の筋肉をマッサージでほぐしながら腕を挙げていきます。痛くても可動域を広げるために挙げていき痛む場所で鍼治療を行います。こうして腕の可動域と痛みの治療を同時に行います。

お家でも肩を温めつつ腕を挙げてもらうリハビリを行っていただきます。
鍼治療を併用しないとなかなか難しく、特に夜間痛に関しては鍼でないとなかなか止まりませんのでご了承ください。

治療の流れ

ベッドに仰向けになり肩関節や上腕の筋肉をマッサージ・触診します。

痛んでいる筋肉や炎症部位に対して鍼治療を行います。

腕を挙げられるようになってきたらうつ伏せになり肩甲骨や肩関節を中心にマッサージや鍼治療を行います。
多くの場合置き鍼を行い、次回の治療まで鍼治療をしている状態を作ります。
治療計画やアドバイス等をさせていただきます。
お会計となります。

※肩関節が出るような服装でお願いいたします。

※治療院での治療も大事ですがお家でのリハビリもとても大事なのでよろしくお願いいたします。

国際健康治療院

〒483-8061
愛知県江南市高屋町清水112

江南市民体育館・江南市民グランド西側

電話番号
受付時間

【平日】
午前9:00~12:00/午後15:00~19:00

【土日祝】
午前9:00~12:00/午後15:00~18:00

定休日

第1・3・5 日曜日/第2・4 土曜日