腰痛・ぎっくり腰

腰痛

腰痛には急性と慢性があります。
急性痛はいわゆる『ぎっくり腰』とよばれるものであり、慢性痛は3カ月以上痛みが続くものをいいます。
症状は様々で、腰部の痛みで日常生活に支障が出たり、時には足に神経痛症状が出る場合もあります。

治療対象は、手・足に痛みや痺れがまだ出てない場合や、手・足の症状がたまに出る場合。逆に手術を勧める場合は手・足の症状が止むことなく出ている場合です。

鍼灸治療では手に負えない場合もございますのでご了承ください。最終的には外科手術が必要となる場合がありますので、原因を特定し早めの治療をお勧めいたします。

原因

  • 1. 疲労の蓄積
  • 2. 急な負荷による筋肉組織の断裂・炎症
  • 3. 日頃の姿勢
  • 4. 椎間板ヘルニア
  • 5. 脊柱管狭窄症
  • 6. 腰椎分離症・すべり症
  • 7. 変形性腰椎症
  • 8. 脊椎側弯症
  • 9. ストレス
  • 10. 喫煙
  • 11. 椎間板の膨隆
  • 12. 黄色靱帯の肥厚
  • 13. 椎間関節の肥厚変形

筋肉が原因である場合と、骨が原因である場合と、心因性が原因である場合と様々ですが、鍼灸治療はすべてに適応いたしております。

適応でない場合とは、足に痛みがずっと走る場合や、腰椎の圧迫骨折は不適応であります。
特に4と5の疾患は背骨のどの場所でも起こり得ます。

4は椎間板と言われるクッションが背骨と背骨の間からはみ出てしまい、ひどい場合は脊髄神経を圧迫して手や足に痺れや痛みを出させます。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、ぎっくり腰のような激しい腰痛と、ヘルニアによる下半身の痺れが同時に起こります。

5は背骨と背骨にズレが生じて、背骨の中を通っている脊髄神経を圧迫して痺れや痛み等の症状を出します。主に腰部で起きやすく、特徴的な症状は間欠性跛行という症状がでます。
間欠性跛行とは、しばらく歩くと足が痛くなってくるといった症状です。腰痛が出ない場合があります。

当院でも疑いがあれば整形外科にて画像診断をお願いし治療範囲内であれば施術させて頂いております。整形外科での診断で非常に多く重症化してしまうと鍼灸治療では手に負えなくなり外科手術をお勧めする場合がございますので、早めの治療をお勧めいたしております。

当院の治療

治療範囲は、背部・腰部・臀部・大腿部が主となります。腰は様々な動きをします。上半身を前方に曲げたり後方に反ったり、左右にひねったりと複雑な動きをします。また、股関節の動きにも腰の筋肉は関係していますので症状によっては股関節や大腿部にも治療範囲を広げたりします。

痛みがある以上は鍼治療をお勧めいたしておりますが、どうしても鍼治療が苦手な方には指圧やマッサージでも治療させて頂いております。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の場合は、炎症がとても強く患部を触ると熱感があったり、動くのがつらい場合は湿布や氷嚢等で冷やして患部の熱を取ってあげるのが有効です。椎間板が飛び出しているところや背骨がズレて狭窄しているところは、背骨と背骨を繋いでいる筋肉が固くなっているのでこれをほぐしてあげれば腰痛は無くなります。

また、腰痛がなくなれば痺れなどの足の症状も軽減されていきます。ただし、椎間板が脊髄神経をひどく圧迫していたり(足先まで痺れている)、狭窄が進んでいると腰痛が無くなっても手足の症状は残りますのでこの場合は手術をお勧めいたします。

治療の流れ

どの動きでどこに痛みが出るかを検査いたします。

ベッドにうつ伏せ(無理であれば横向き)になり指圧・マッサージを施しながら筋肉の表層の張りを取り除きます。
指圧・マッサージをしながら同時に触診も行い原因となっている筋肉の傷んでいる箇所を探します。
傷んでいる箇所に鍼治療を行います。
痛かった動作を再度していただき痛みの具合をみながら鍼治療を加えていきます。
治療計画やアドバイス等をさせていただきます。
お会計となります。

腰痛治療は痛みが出てからの期間が長いほど治療回数も多くなります。

1回で良くなる方もいれば5回ぐらいかかってしまう方もみえます。とにかく早めに治療を行い、完治後は1カ月に1回~2回ぐらい鍼灸やマッサージで筋肉をほぐしてあげるメンテナンスをしてあげると腰痛も出にくくなりますのでよろしくお願いいたします。

※腰痛治療で来院される場合はジャージやスウェットなどのズボンで来院されると治療がしやすいのでよろしくお願いいたします。

ぎっくり腰

おそらく腰痛持ちの方のほとんどの方が1度は経験したことがあるのではないかと思われます。
急性腰痛の事であります。腰部の筋肉が炎症や部分断裂(肉離れ)を起こして非常に強い痛みを出します。多くの方が『なんでこんなことで?』とおっしゃられるぐらい突然やってきます。

また、1度経験すると癖になるともいわれてます。
私も小学生の時に2回ぐらいぎっくり腰になりまして動けなくなったことがあります。

原因

  • 日頃の疲労の蓄積
  • くしゃみ・咳
  • 悪姿勢による骨格のゆがみ
  • 急な負荷
  • 起床時(特に寒い時期)

日常のなにげない動作でなったり、特に寒くなったときに多くなります。
また、長時間同じ姿勢でいたときなどで固まってしまった筋肉を急に動かしたときになりやすいです。

当院の治療

炎症がとても強く患部を触ると熱感があったり、動くのがつらい場合は湿布や氷嚢等で冷やして患部の熱を取ってあげるのが有効ですので、少し動けるようになってから来院していただき鍼治療を行ったほうが治りが早いです。

無理して動いて転倒してしまうとかえって危ないので炎症が強い場合は無理なさらないでください。もちろん鍼治療が苦手な方にはマッサージや指圧でも治療は行えます。

治療せず安静にしていても自然と治っていきますが、鍼治療を行うと治りが圧倒的に早いです。

治療の流れ

どの動きでどこに痛みが出るかを検査いたします。

ベッドにうつ伏せ(無理であれば横向き)になり指圧・マッサージを施しながら筋肉の表層の張りを取り除きます。

※ぎっくり腰はとにかく無理のない姿勢にて行います。

指圧・マッサージをしながら同時に触診も行い原因となっている筋肉の傷んでいる箇所を探します。
傷んでいる箇所に鍼治療を行います。
痛かった動作を再度していただき痛みの具合をみながら鍼治療を加えていきます。
治療計画やアドバイス等をさせていただきます。
お会計となります。

※だいたいぎっくり腰の場合は、その場で痛みが全く無くなる事はございません。
一晩経つとかなり症状が良くなる場合が多いです。治療回数も1回ないし多くても3回までで完解いたします。1カ月に1回~2回ぐらい鍼灸やマッサージで筋肉をほぐしてあげるメンテナンスをしてあげるとぎっくり腰も出にくくなります。

※腰痛治療で来院される場合はジャージやスウェットなどのズボンで来院されると治療がしやすいのでよろしくお願いいたします。

国際健康治療院

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