愛知県は交通事故が全国でも最多の県であり多くの方が後遺症に悩んでおられます。鍼灸マッサージでも自賠責保険を使い治療することができます。

特に一番多い後遺症は『むち打ち』といわれる頚の症状であります。急激に頚部の筋肉が引き伸ばされて頚椎の靭帯、関節包、椎間板、筋肉、筋膜を損傷して起こります。
頭痛、頸部痛、頸椎の運動障害が3大症状です。とくに、頸部痛は約88～100％に現れるともいわれます。

後頭部、頸部から背部の痛みやこり、上腕から手指の痛みやしびれ、めまい、耳鳴り、吐き気、全身の倦怠感があります。
一般的には事故直後から症状が出ることが多いといえますが、約5分の1は事故後12時間あるいはそれ以降に頸部痛が現れたという報告もあります。なるべくはやくの治療をお勧めいたします。

急性期の炎症がひどい場合は無理をせず冷やして炎症が無くなるのを待ちます。中には症状が出ていないけど後々出るかもしれないので、症状より先に見える方もいます。

事故後時間が経つにつれて患部はどんどん固くなっていきます。ひどい場合は頚椎が触診できないくらい筋肉が固く盛り上がってしまい頭部の運動に支障をきたしてしまう場合もございます。頚部・肩部・背部に鍼やマッサージをほどこして筋肉を和らげていきます。